
ブログへの訪問ありがとうございます。
岡山・倉敷のインテリアコーディネーター atelier hygge(アトリエヒュッゲ) です。

11月半ばに、1泊2日で東京へ行ってきました。
今回の目的は、東京ビッグサイトで開催される日本最大級のインテリア見本市 「JAPANTEX」 です!
実は2018年にも訪れたことがあるのですが、改めて感じたのは “圧倒的な規模感” 。
(語彙力が追いつかないほど…!笑)
JAPANTEXで得られるものは本当に多くて、
- インテリアデザインの最新トレンド
- カーテンや壁紙の組み合わせのヒント
- 各インテリアメーカーの新商品情報
こういった内容を一度にたっぷりインプットできる貴重な機会です。
デザインをする側にとっては、これが新しいインスピレーションやアイデアにつながります。
そして、そのインプットをお客様への“アウトプット”として生かしていくことが、コーディネーターの大切な役割でもあります。
今はネットやSNSで簡単に情報が手に入る時代。
だからこそ、デザインが似通ってしまいがちですが――
プロとして独自の提案をするためには、リアルな場でのインプットが欠かせない と改めて感じます。
前回はJAPANTEXだけで精一杯だったので、今回は1日目に インテリアショップ巡り を組み込みました。
新幹線で東京駅に到着して、まず向かったのはなんと「東北方面の新幹線ホーム」…!
新幹線好きな3歳の息子に、西日本では見られない車両の写真を撮って帰るためです。

最近は私もだいぶ詳しくなってきて(笑)、間近で見られてつい大興奮。
「今度は息子がもう少し大きくなったら一緒に来たいな」と思いました(^^)

さてさて。東京駅を出てバスで向かったのは、インテリアショップ
「リグナテラス東京」 です。

リグナテラス東京は、上質で遊び心のある大人のインテリアがそろうショップです。
実際に訪れて感じたのは、上質な家具をあくまで“普段の暮らしの延長”としてディスプレイしていること。
背伸びをしすぎず、それでいて本物から始まる豊かさを大切にしているーーそんな提案がとても印象的でした。

たとえば、リーン・ロゼの名作ソファ「TOGO(トーゴ)」をキッズルームにコーディネートしていたりと、
高級家具を“気負わずに楽しむ”感じがとてもフランクで素敵。

「こんなふうに本物を普段使いする暮らしっていいな」と、何度も思わせてくれるショップでした。この空気感は、リアルじゃないとなかなか味わうことができません。
もし、お客様のお家にこの空気感を提案するなら・・・?と、想像しながらお店を後にしました。
続いて向かったのは、六本木にある『リビング・モチーフ』。

店内はちょうどクリスマス雑貨が並び、とても華やかな雰囲気。
洗練されたスタイリッシュな空間が広がっていて、地下1階から2階までじっくり楽しめるつくりになっていました。

特に私がときめいたのは、ずらりと並んだ洋書。
日本にはない色使いやテキスタイルの表情が背表紙からも伝わってきて、眺めているだけで“ムフフ…”と幸せな気分に。
そして、憧れの KASTHALL(カスタール) のラグもたくさん展示をしていました。KASTHALL(カスタール)は、北欧・スウェーデンの自社工場で、125年以上ものあいだ世界最高峰の自然素材ラグをつくり続けるブランドです。
私が特に惹かれるのは、丁寧なつくりと美しい色合い、そして空間を引き立てる柄。ソファやサイドテーブルなど、アイテムの個性ををまとめてくれるのもラグの役割。
その質感にこだわるだけで、空間はぐっと引き締まり、ワンランク上の上質なインテリアになります。

(わが家は犬猫の粗相問題で置けないのが残念…! それでも実物を見るだけで満足…!)
リグナテラスと比べると、リビング・モチーフは“こざっぱり・きれいめ”な印象で、
東京には本当に個性豊かなショップがたくさんあるんだなぁと実感しました。
また、同じ照明や家具でも、展示の仕方や組み合わせひとつで“買いたいと思う場所”が変わるという気づきも。
インテリアの奥深さを改めて感じた時間でした。

東京の個性豊かなショップをまわるだけでも、たくさんの刺激と気づきがありました。
この日はまだまだ巡りたい場所があったので、引き続き後半もまわっています。
そして夜は、埼玉のお客様とリアルで初めてお会いしました。
もんじゃ焼きを囲みながら、インテリアの話や近況をゆっくりと。
その様子は、次のブログで書いていきますね。
また読みにきていただけると嬉しいです(^^)









