東京インテリア旅③|トレンドの最前線へ〜JAPANTEX視察〜

ブログを読んでいただきありがとうございます。岡山・倉敷のインテリア相談atelier hygge (アトリエヒュッゲ)です。

東京視察2日目。

前回の記事はこちら↓


この日は、今回の旅のいちばんの目的である JAPANTEX へ向かう予定でしたが、会場へ行く前に、寄り道をすることに。

というのも、何も考えずに予約したホテルが、新宿OZONEのすぐ横だったんです。
実はOZONEには行く予定をしていて、本当は1日目に立ち寄りたかった場所。

でも、水曜日は定休日。
(インテリアショップあるあるですよね。水曜休み、多い…!)

そして、オープンも10:30からとゆっくりだったこともあり、これまたたまたま近いと分かった 明治神宮 にも足をのばしてみることに。

少し観光とお参りをしてから、新宿OZONEへ。
朝の静かな時間帯だったこともあり、落ち着いた空気の中で空間を見ることができました。

新宿OZONEもさらっと見てまわりました。


特に印象に残ったのが、西日本ではなかなか実物を見る機会の少ないキタニの家具に出会えたこと。

画面や写真では見ていたものの、
実際に目で見て、佇まいを感じられたのはやっぱり違います。
思わず「来てよかった…!」と心の中でつぶやいていました。

キタニといえば飛騨高山。
10年以上前に訪れたことがありますが、
今回の視察をきっかけに、またあの土地をゆっくり訪れてみたくなりました。

そして、いよいよ JAPANTEX へ。
新宿からは小一時間ほど、東京ビッグサイトへ向かいます。

ゆりかもめに揺られながら眺める景色は、
以前訪れたときと同じように、海がキラキラと輝いていて。
会場が近づくにつれて、自然と気持ちも高まり、
「いよいよだな」とわくわくしてきました。

会場に入ると、まず感じたのは独特の空気感。
メーカーや販売会社、住宅会社、そしてインテリアコーディネーターなど、
本当にさまざまな職種の人たちが集まっていました。

立場や役割は違っても、
「何かを吸収しに来ている」 という共通の目的が伝わってきて、
自然と背筋が伸びるような緊張感を覚えます。

今回は、メーカーのブースをある程度絞って見て回ることに。
中でも特に印象に残ったのは、

  • サンゲツ
  • スミノエ
  • TOSO

のブース。

ブースをまわりながら、頭の中に浮かんでいたのは、
「この素材をどう使うか」
「どう提案すれば選ばれるか」
「この案件で提案したいな」
そんなことばかり。

ただ眺めるのではなく、
写真を撮ったり、資料をもらったりしながら、
次の仕事につなげるための視点 で会場を回っていました。

全体を通して感じたのは、
エコ、モダン、そしてインバウンドを意識した提案が多い ということ。
素材やデザインだけでなく、
「これからの暮らし」や「使われるシーン」を見据えた展示が印象的でした。

今回のJAPANTEXでは、
トレンドや素材を見るだけでなく、
「どう提案すれば選ばれるか」「どんな価値を届けられるか」を改めて考える時間になりました。

大切なのはそれをそのまま取り入れることではなく、
目の前のお客様にどう落とし込むか

この視察で得たインプットを、これからのインテリアコーディネートや空間づくりに
しっかりと活かしていきたいと思います。

たくさん歩いて、たくさん見て、頭も心もいっぱいになった東京視察。

実際に目で見て、触れて、感じたことは、
やはり何よりの学びでした。

この経験を、
「心地よく、長く愛される空間づくり」へ。
これからも一つひとつの提案に、丁寧に向き合っていきたいと思います。

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