プチリフォームのプランニング

ブログへの訪問ありがとうございます。

岡山・倉敷のインテリアコーディネーターatelier hygge(アトリエヒュッゲ) 上代沙矢香です。

先日、カーテンを納品させて頂いた赤磐市M様より、2階にある6畳洋室の模様替えのご相談を頂きました。

カーテンの納品の様子はこちら

音楽鑑賞や読書などがご趣味で、今はなんとなく、デスクとパソコン、プリンターと、こだわりのAV機器を置いているのですが、もう少し居心地をよくされたいとの事。

また、築20年経つのでクロスも張り替えたいし、防音・吸音の目的も兼ねてタイルカーペットにされたいそうです。

また、集めたCDや機器類をきれいに収納する造作家具も提案してほしい、との事。

全体イメージは漠然としているし、まだすぐするかどうかも分からないとおっしゃっていましたが、こんな時こそインテリアコーディネーターの出番です!

その漠然としている理想や、お部屋をもっとこうしたいけれど、どうすれば良くなるか分からない場合もたくさんあると思います。

その時に、まずは相談をしてみると、話の中で、実は隠れた悩みや要望があって、それがクリアになるとゴールが見えてくることがあるんです。

また、M様はカーテンのコーディネートの際、どのような色、質感、雰囲気がお好きか、くみ取ることができたので、「こんなコーディネートが気に入っていただけるのではないか?」と、すんなりイメージすることができました。

そして提出させて頂いたパースです。

アトリエヒュッゲ

入口から見て置く側の壁にアクセントクロスをご提案。

一見グレーに見えますが、実は色々な色がミックスされた、織物調の柄になっています。

サンゲツさんのクロスです。

ちょっとわかりにくいですが・・。オレンジやブルー、グレーが入った生地です。

サンプル帳の小さな見本で見ると一見ごちゃごちゃしそうな柄も、全体に貼ると質感がすごく良くて奥行感が出るんです。

その前に、造作のオーディオラックを配置。

バックがグレーなので、お気に入りの機器類が映えます。

中はプリンターやペーパー類を収納できるように設計。

造作オーディオラック

デスクではなく、オーディオラックを配置した理由は、背中側にドアがあると集中できにくい配置になってしまうからなんです。(これはまた別のブログで書きたいと思います)

デスク側は扉付きの吊り戸を設置。本、書類を収納できます。全部扉で覆ってしまうと圧迫感が出るので、一番下はディスプレイ用に開けています。

お部屋を見せて頂いたとき、置いてあった腕時計を飾って頂きたいな、なんて妄想しながら設計しました。

中央にはリクライニングチェアとサイドテーブルを。ここでゆったり寝そべりながら、音楽を聞いたら気持ちよさそうです。

視線の先に窓とベランダがあるので、休みの日は窓をあけて、レースがゆらゆら揺れていて、ベランダの観葉植物が見える。とってもヒュッゲですよね!

壁側はアートやスタンドライトを置いて。夜はお酒を飲みながら、スタンドの明かりで過ごすのも素敵です。

このプランを見て頂くと、「このお部屋がこんな風になるんだ!」と驚くと同時に、インテリアイメージも気に入ってくださり、喜んでいただけました。

これはあくまで一つのご提案なので、本当に全部採用するかどうかはまた別のお話になります。

実際には、オーディオラックはお手持ちのものを使われることになったり、リクライニングチェアはデスクチェアと兼用しようかな、となったり、変わることは十分あります。

ですが、一つのゴールのパターンを示す事で、そのお部屋の持つ新たな可能性を発見できたり、解決の糸口がつかめることもあります。

また、まだ先でいいかな、と思っていたけど、取り掛かるきっかけになることもありますよね。

踏み出す一歩といいますか。やっぱり、悩んでいる時間ってもったいないです。

このお部屋は7月末に工事開始で、順番に造作家具や他の家具を納品していく予定です。

できあがりが楽しみです!また、ブログにてご紹介しますね!

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