新築マンションや建売で感じる“3つの悩み”とは?

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。岡山・倉敷のインテリアコーディネーターatelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。

前回は、岡山のマンション需要に合わせて、新築マンションリフォームは入居前がいい!という記事を書きました。

マンションの内装デザインについてもさながら、ささいなお悩みについてもご相談いただくことが多くあり、その中で共通することが3つありました。これは、建売住宅でも共通なんです。

それは、

1.収納の使いにくさ

2.内装デザインの物足りなさ

3.入居後の変更の大変さ


なんです。

どういうことか、具体的に解説していきますね。

1.マンションの収納の使いにくさ

マンションは個人個人の暮らし方に合わせて設計されているわけではなく、あくまで“多くの人にとって一般的にここに収納があれば使いやすいよね”という基準でつくられています。そのため、実際に暮らし始めると、

・パントリーに棚がついていない

・そもそもここはパントリーとしてではなく、書類を入れるために使いたい

・キッチンにカップボードがなく、食器や家電の置き場がない

・クローゼットが狭い

収納の悩み

など、ちょっとした使いにくさが出てきます。もちろん、棚をつけたり、食器棚を追加するだけで解決する場合もあります。
ですが、例えば玄関収納がなくて『ベビーカーやアウトドア用品を入れるスペースがないな』という場合は、思い切って間仕切り壁を変更することで、ぐっと使いやすくなることもあるのです。

入居前であればこうした大きな変更も工事しやすく、日々の暮らしやすさに直結します。

2.建売・マンションの内装デザイン物足りなさ

内装デザインがシンプルすぎて物足りないと感じる方も少なくありません。
新築マンションや建売住宅の標準仕様は、あえて個性を抑えた無難なデザインになっています。

なぜなら、あまり個性を出しすぎると万人受けせず、販売のハードルが上がってしまうからです。
そのため、選べる床材や建具のカラーは数パターンに限られ、壁紙も白が基本。これだと、せっかく家を買ったのに、賃貸感が抜けないですよね。

例えば、リビングの一面にアクセントクロスを入れるだけでも空間の印象は大きく変わり、自分らしさや、インテリアの満足度がぐっと上がります。

自分好みの空間に身を置くと、毎日の暮らしの質がぐっと上がります。
この効果は決して侮れず、ポジティブに生き生きと過ごすエネルギーの源にもなるのです。
それこそが、マイホームにおけるインテリアの力だと感じています。

標準仕様のマンションによくある内装イメージ

3.マンション入居後の変更の大変さ

入居後のリフォームは、家具や荷物の移動・生活への影響・工事費用の増加と、負担が大きくなってしまいます。

特に小さなお子さんやペットもいると、ストレスになってしまうこともあります。

だからこそ、入居前の“まだ何もない状態”こそ、理想の暮らしに近づける絶好のタイミングなのです。

◆まとめ

せっかくのマイホームなのに、標準仕様のままでは“無難な住まい”にとどまってしまい、満足度が下がってしまうことも。

逆に、入居前リフォームで自分たちらしい空間に整えておけば、快適さも心地よさもぐっと高まり、毎日の暮らしが前向きで豊かなものになります。

次回のブログでは、こうしたお悩みを解決するために“入居前にやっておくと良いリフォームのポイント”をご紹介します。
\メルマガ準備中/ 詳しく知りたい方は、ぜひまたブログをのぞきにきてくださいね。

関連記事

  1. 居心地の良さは作っていくもの
  2. フィンランドデザイン展に行ってきました。
  3. 1歳になりました(^^)
  4. インテリアが変わると人生も変わる!?
  5. アトリエヒュッゲ 35歳になって変わったインテリアとの付き合い方
  6. 神戸でパリと北欧のセミナーを受けてきました
  7. 間取りを考える前に
  8. #ステイホーム。変わるインテリアの価値観。今こそHYGGEを。
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
PAGE TOP