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岡山・倉敷の暮らしに寄り添うインテリアコーディネーター、atelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
忙しい毎日がちょっと軽やかになる、そんなヒントをお届けしています。
毎日うなだれる暑さが続きますね。
エアコンに頼るのも大切ですが、「視覚的な涼しさ」も、実は快適さに大きく影響するってご存知でしたか?
お部屋の印象を大きく左右する「窓まわり」は、季節ごとの衣替えが効果的。今回は、レースカーテンの選び方や色・素材の工夫で、涼やかな空間をつくるポイントをお伝えします。
レースカーテンの“機能性”に注目
- 遮熱・UVカット機能のあるレースカーテンを選べば、日差しをやわらげながら、冷房効率もアップ。
- 外からの視線を遮りつつ、室内からの視界は確保できるタイプなら、日中でも快適な明るさをキープ。 →一番透けにくいのはウェーブロン®のレース。ただし、中から外の景色も透けにくいので、外の天気や景色を見たいときはレースも開けないといけません。

▶ ひとことヒュッゲTips:
「“光を楽しむ”のが北欧流。外の風景が少し透けるくらいのバランスが、心地よさを高めてくれます。」
2. 素材感で変わる、涼やかさの演出
- 麻やコットンなど天然素材のレースカーテンは、さらっとした肌ざわりとナチュラルな質感が魅力。
- シフォンやボイルといった軽やかな素材は、風にそよぐだけで視覚的に涼しげな印象に。

▶ コーディネートポイント:
厚手カーテンとレースカーテンの重ねの素材感のコントラストも意識してみましょう。
厚手を濃いグレーにしたら、レースもうっすらグレー色のレースを取り入れると、コントラストが和らぎ、こなれた印象に。

3. 色の選び方で“体感温度”も変わる
- 視覚的な温度差は、色の印象が大きく関係しています。
- 夏は白・ベージュ・アイスグレー・ブルー系など、透明感のある寒色系がおすすめ。
- 柔らかいニュアンスカラーにすることで、冷たすぎない“やさしい涼しさ”が生まれます。
▶ わたしのおすすめシアー:
「生成り色のリネンレースは、ナチュラルな雰囲気と明るさのバランスが絶妙です。」
終わりに
窓まわりの工夫ひとつで、いつもの部屋が驚くほど心地よく変化します。
レースカーテンを見直すことで、空間に“涼感”を取り入れるコーディネートを、ぜひ楽しんでみてくださいね。