
ブログへの訪問ありがとうございます。岡山・倉敷のインテリアコーディネーターatelier hygge(アトリエヒュッゲ)です。
先日、子どもの自己肯定感とインテリアについての記事を書きました。
自己肯定感って、
「自分って悪くないかも」って思えることの積み重ね。
インテリアで仕掛けと仕組みを作ることで、毎日の暮らしの中で育てることができます。
Contents
(1)“自分で選べる”空間にする
→ 例:絵本、服、おもちゃを少しだけ見える収納に。3つから選ばせるなど
メリット:「わたしが選んだ」が自信になります。
だけど無理は禁物。例えば今日着ていく服選び。忙しい朝にやってしまうとイライラの元なので、我が家では冬の上着だけ選ばせていました。玄関のシューズボックスのとことに突っ張り棒をして3着ほど子どもの目線の高さにかけていました。上着だけならサッと選べます。
夏になった今は、靴や靴下にしています。
(2)手が届く高さ”にそろえる
→ 例:洗面のタオル、鏡、フック、ハンガーラックなどを子ども目線に。
メリット:「自分でできた!」の数が増える
玄関のところの上着や靴下も、子どもの手の届く高さに置いています。また、キッチンでもそれはやってます。子どもの食器とスプーンを入れる場所も、子どもが見える高さに置いています。
ヨーグルトが食べたいときは自分で踏み台を使って冷蔵庫から出して、スプーンも自分で出します。蓋をめくって自分でゴミ箱に捨ててくれます。
コツは触られても大丈夫なものだけ置くこと!
(3)“戻す場所”を決めてあげる
→ 例:おもちゃ箱にラベルや写真、モンテッソーリでいう「定位置」づくり
メリット:「わたしにもできる」が習慣になる
子どもにとっての世界って意外とせまく、おもちゃの棚だって、子どもにとっては安心できる世界観の一つ。定位置を決めてあげることで、安心感にもつながります。
(4)“好き”や“作品”を飾る
→ 子どもが描いた絵や折り紙、拾ってきた石などを飾るコーナーを
メリット:「大切にされてる」が心に残る
大切がわかると、自己肯定感を伸ばしてあげることにもつながります。
自己肯定感が高いと、まわりのことも大切にできるようになります。
承認欲求に振り回されにくく、誰かと比べて落ち込むことも少ない。それって、学校や社会生活の中で大事なことだと思うんです。
カラフルな作品がインテリアの邪魔をする・・・と思わず、期間限定でも、ぜひ。作った作品を飾ってあげましょう。
(5)“安心して過ごせる場所”をつくる
→ 例:ごろごろ読書スペース、ぬいぐるみと一緒に寝る場所など
メリット:「ここにいていい」と思える場所がある安心感
畳スペースがまさに最適ですよね。最近のお家は畳だけのお部屋ってなかなか少ないですが、リビングの一角にラグをしいてあげるなど、定位置を作ってあげることが大事です。
我が家はソファが定位置となりました。
> まとめ | やってみて感じたこと(実例)
最初は「ぐちゃぐちゃにならないかな?」と不安でした。
でも、“自分で戻せる”高さに変えたら、片づけを「やらせる」から「やりたがる」に変わっていったんです。
息子が「できた!」と嬉しそうに言うとき、空間って本当に“心の土台”を支えてるんだと感じます。